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岩手県交通では、現在試験運行している「松園ゆぴあす線」を桜台団地まで延長し、「松園ゆぴあす桜台団地線」として、来年3月31日までの試験運行する。ルートは、松園バスターミナルからゆぴあすを経由して桜台団地を一周する。松園地区の人たちだけでなく、桜台の人たちもゆぴあすへの来館が便利になるほか、松園と桜台の交流促進にもつながりそうだ。ほぼ1時間に1往復するが、運行時間が午前10時ごろから午後5時ごろまでで、桜台の住民からは「通勤通学時間帯にも運行して欲しかった」との声も出ている。
昨年度運行された「松園ゆぴあす線」はバスターミナルからゆぴあすを経由して松園営業所までだったが、思うように乗降客が伸びず、路線の廃止が心配されていた。
今回の改定では、松園からゆぴあすへは、ルートは変わらないが、料金はバスターミナル―ゆぴあす間の170円が、支線バスと同様に100円(桜台までは170円)と値下げされたほか、「まちなか・おでかけパス」も利用できる。
一方、桜台からは、ゆぴあすへの来館が容易となるだけでなく、買い物や医療機関への通院はかなり便利になる。
これまでは桜台からゆぴあすに行くためには、バス利用は難しく、自家用車での来館がほとんどだった。
また、桜台から松園方面に来るにも、松園営業所で乗り換えなければならず、料金も高かった。乗り換え無しで、しかも料金も安くなれば利用者は増えそうだ。
ただ、あくまで、ゆぴあすへのアクセスが目的での運行のため、主にゆぴあすの開館時間帯だけの運行となっている。
桜台の住民からは「バスターミナルまで直通バスが運行するのは有り難いが、高校生の通学や通勤を考えると、特に朝の時間帯にも運行してもらいたい」との要望が出ている。
県交通ではまた、バスターミナルの乗り場の一部変更も併せて実施する。

公募した歌詞にマンドリンシンガーの清心(きよみ)さんが曲をつけた、教育振興運動のイメージソングHand in Hand」が完成し、3月7日、歌詞が入選した阿部明日華さん(小学6年生)が通う盛岡市立北松園小学校で清心さんのミニコンサートが開かれ、新曲が披露された。
「Hand in Hand」は、岩手県教育委員会が教育振動運動の一環として、小中学生や一般から歌詞を公募、287点の中から小中学生・一般3人と、2つの共同作品が選ばれ、清心さんが5つの歌詞をつなぎ合わせて曲をつけた。
入選者の一人、阿部明日華さんは、3月まで同市立北松園小学校に在籍した。明日華さんは「地域の人と話しをたり、あいさつしている時のことを考えて歌詞を作った」と、入選の喜びを語っていた。
清心さんは、「Hand in Hand」を披露したあと、宮沢賢治の「星めぐり」、手話を交えて「心の風」など、マンドリン演奏を交えながら歌い、会場から大きな拍手が送られた。最後に明日華さんから清心さんに花束が贈られた。
清心さんは3月6日の大船渡市立大船渡中を皮切りに北松園小、岩泉町立小川中など、入選者の学校や地域5カ所を訪問してミニコンサートを開き、「Hand in Hand」を披露した。
同歌はCDが製作され、小中学校の教育振興運動に関係する県内の全団体に無料配布される。

小中学生と地域住民が街づくりについてともに考える第4回世代をつなぐ街づくり交流会が2月4日、松園地区公民館で開かれた。今年のテーマは「松園の未来のために、今自分達ができること」。世代別に「自分はこういうことができる」「こんなことをしたい」ということを話し合った。小学生からは松園で最も悩みの種となっている雪を住民みんなが参加して解決、遊びにまでしてしまおうという「除雪まつり」が提案されたり、「婚活パーティ」の企画も出るなど、松園の現状や課題をとらえ熱気に溢れた話し合いが行われた。
交流会は、同公民館主催、松園地区自治協議会、地区内の各学校、こーでねえと松園の共催で開催。松園、東松園、北松園の各小学校、松園、北松園の2中学校、盛岡青松支援学校の児童生徒のほか、PTA、町内会や老人クラブなどから約150人が参加した。
小学生、中学生、PTAはそれぞれの単位で、地域住民は3グループに分かれ、合わせて6グループで「できること」や「したいこと」を付せんに書いて模造紙に貼り、同じ意見をグループ分けしながら話し合った。
小学生グループでは、「雪が大変」という話が雪だるまや雪合戦など雪遊びに発展。雪かきをみんなでやって、その雪を使ってみんなで遊ぶという「除雪まつり」という提案がまとめられた。
中学生グループでは、あいさつ運動に取り組み、地域ぐるみでコミュニケーションを図ることや「小学生や地域との意見交流の場がもっとほしい」との意見が出された。
地域住民のグループからは、30代、40代の独身者が増えているとの話から、出会いの場づくりに話題が発展、「婚活パーティをやってみたい」との提案も。また、「高齢者の買い物支援に乗り合い自動車がほしい」「空き家を活用して気軽にお茶を飲むところをつくっては」との提案が出された。
PTAグループからは、松園全体での運動会の開催、子育てを終わった人と子育て中の人との交流会の開催などが提案された。
同公民館の島田健一館長は「出された提案を受け、来年度具体的なまちづくりにつなげることができれば」と具体化への期待を寄せていた。

松園中学校(玉川英喜校長、生徒数328人)の1年生は、3月11日に実施される東日本大震災1周年事業・祈りの灯火に使う灯篭を牛乳パックで製作した。
製作したのは、1年生4クラスのうち3クラス84人。2月24日の美術の時間を利用して製作。中川智恵子美術教諭の指導で、牛乳パックを二つに切り分け、底があるパックのコーティング紙をはがし、カッターと色鉛筆で好きな模様を描き、メッセージを添えた。
生徒たちが描いた模様は、笑顔、星、ダイヤなどが多く、「頑張ろう」「希望」など心温まるメッセージが添えられた。
中川教諭は「高台に住んでいる生徒は、震災で1週間水が出ないなど不便な生活を経験しており、自分たちの体験と重ね合わせて灯篭を製作した生徒もいたようだ。希望を抱きながら生活できるようになることを願っている」と主催者側からの突然の要請に学校が応えた思いを語った。
祈りの灯火は、盛岡広域市町村長懇談会(会長・谷藤裕明盛岡市長、8市町村で構成)が計画、日中に追悼式が開かれ、夕方から盛岡城跡公園を主会場に灯篭が灯される。
震災の死者・行方不明者は合わせて19312人となっており、鎮魂の意を込めて約2万個の灯篭に火を灯す計画。同公園には約5千個が灯される予定で、「5千個の目途がついた」とのことだ。
主催者側では手作りの灯篭や紙コップや皿の上でローソクを灯すなど、地域や家庭で点灯の協力を呼び掛けている。時間は午後5時半から7時ごろまで。
問い合わせは、市復興推進部事務局(電話651―4111、内線3924)まで。


